2010年06月

2010年06月20日

即興歌 †砕けた色彩†

 柔らかな色彩(いろ)の 世界が砕けて
 虹の欠片が 世界中に散らばる

 あれは幾つかの 泪の欠片
 あれは幾つかの 優しさの片鱗

 人は未だに 残酷な未来を
 知らずに現在(いま)を 生きている

 私達は 何処に行けるだろう
 運命の指針の 示す先も知らずに

 未来は無限に 広がっている
 それでいて 見える道は少ない

 私達は どうやって行けるだろう
 目隠ししたまま 手探りのままで

 虹は既に 砕け散った
 パンドラの壺の 希望も見当たらぬ

 狼狽える人々を 自分勝手な
 神々が嘲笑う それが試練だと

 神々の手の上で 踊らされるままに
 それでも人々は 虹を探し続ける

 誰かのために 自分のために
 未来のために 夢を見るために

ru_ci_fel at 08:28|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯† 

2010年06月12日

†徒然雑記† 入れてみたいタトゥーがある。

 10年以上前から、入れてみたいタトゥーがある。
 それは、大きな物だ。
 背中一面に、大きな十字架。
 それを挟んで、線対象の写し絵のように、双子の少女。
 但し、片方は太陽掲げた昼の世界で、白い羽根。
 片方は月を掲げた夜の世界で、黒い羽根。
 互いに互いへ手を伸ばしているが、十字架に阻まれ触れられない。
 十字架に絡み付く蛇だけが、世界を跨いでいる。

 どこまでも無機質で、限りなく硬質なイメージ。
 音や時、感情などはそこから感じられないだろう。
 それは虚空の静けさに似た世界。
 人間的では全く無く、かといって神秘的な訳ではない。
 いかに象徴的ではあっても、宗教絵では無いのだから。

 現実味は、全く無い。
 オタク女のたわごと?
 妄想女の戯れ言?
 それでも。

 私はこの絵が、私の何か、或いは全てを、象徴すると。
 信じている。

ru_ci_fel at 08:31|PermalinkComments(0)†徒然雑記† 

2010年06月08日

即興歌 †悪魔と踊れ†

 おどけたままの道化舞台で
 夜明けの先まで行けたなら

 悪魔と踊れ 夜明けまで
 全てを忘れて踊り明かせ
 狂気のようなうねりの中で
 歓喜だけがただ真実

 嘘偽りの夢の中
 蛇よ一体何を囁く
 甘美な誘いのその奥の
 隠した棘さえ甘い罠

 悪魔と踊れ 夜明けまで
 全てを忘れて踊り明かせ
 今宵一夜の開放に
 呑まれ飲まれて夜明けまで

 タンバリンを打ち鳴らし
 鈴の音にて誘うだろう
 真っ赤な唇視界を埋めて
 妖しい瞳が嘲ってる

 悪魔と踊れ 夜明けまで
 夢見る事は自由だろうさ
 おどけたままの道化舞台で
 夜明けの先まで行けたなら

ru_ci_fel at 08:32|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯†