2011年06月

2011年06月24日

即興詩 †蝶々の褥†

浮気な蝶々はひらひらり
あちらへひらり、こちらへひらり
蜜を求めてひらひらり
次は一体何処へ行く?
風の向くまま、気の向くままに
浮気な蝶々はひらひらり

一つにゃ留まれぬ性のまま
あちらへ行ってはまたこちら
そこに蜜がある限り
ふらふらひらり、ひらひらり

私を誘うて艶やかに
装いたりし花々も
この心は留められぬ
全て一時の羽休め

さても美しき花々も
空の上から見たならば
全て一様 すべからず
どんぐり似たる背くらべ

私が欲しいと言うならば
例えようもない甘い蜜
その芯の奥に漂わせ
その香りで誘うが良いさ

そうして私を招いたら
その柔らかき羽で包みこみ
二度と開かねば良いだけさ
そうすりゃ真、独り占め

だけどそうなりゃおまえの側で
歌を歌うも二度と無い
お前を撫でるも二度とない
鱗粉撒き散らしてお前のとこに
そっと降りるも二度とない

さてさてお前はどちらを望む?
喪失と云う名の独占か
一時を連ねた永遠か

蝶々は聞かぬし答えぬよ
誰にも何にも縛られず
ただただふらふら彷徨うて
次の寝床を探してる

ru_ci_fel at 10:39|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯†