2014年05月

2014年05月30日

即興詩 †歪なロンド†

それは甘美な夢でした。
とても甘美な夢でした。

余りにも幸せ過ぎて、少女は。
覚めたくないと、心から、心から、願ったのでした。
それでも、起きてしまった事に絶望し。

ややあって、少女は。
起きながらでも、夢は見れると、気付いたのでした。
現を夢に、夢を現に。
裏返し、すり替えて、そうして、少女は。
二度と覚めない夢を、紡ぐのでした。

巡り巡る輪廻の中で、永遠に。
それは歪なロンド。
覚め得ぬ、夢。

ru_ci_fel at 17:29|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯† 

2014年05月29日

†徒然雑記† 不公平は嫌いな性質です(笑)

そういえば、先日、どうにも伝わらなかった事(笑)

今は大分和らいだんだが、私は昔、病的なまでに不公平が嫌いだった。
例えば、事故なり事件なりで誰かが死んだニュースを見ると、それを見てホロリと泣きそうになったりするんだが、私はそれが許せなくて、
世界中で毎秒誰かしらが死んでいる、
それには一々泣かないのに、このニュースの相手には泣くのか、どっちも知らない人間なのに、知覚するかしないかだけで変えるのか、もしこのニュースの相手に泣くのなら、私は知らない人間の死にも全員に対して泣かなければ不公平だ、
と本気で考えてたんだが(笑)

まあ、東京に来て暫く経つまでは、とにかく泣くのが嫌いで、
例えば、雰囲気に流されて泣くのが嫌で、小中高と卒業式やら何やらをズル休みしたくらいには、
本当に泣きたくての涙以外は許せなかったから、単にそのせいで、ニュース相手にも泣きたくなかったのかもしれないが(笑)

脱線したが、兎に角、不公平というものがひたすらひたすら嫌いだった訳だ。

で、先日。
不公平は嫌いだから、殺すなら殺される覚悟もしろと思うし、拷問するなら拷問される覚悟もしろと思う。
(それが公式の職業だったら別)

自分はするけど、自分がされるのは嫌ってのは狡い、不公平だ。
私は、もし私が殺す時は、殺されても仕方ないって思うようにしてるし、拷問するなら
拷問されても文句は言わないようにしてる、と言ったら。
俺が剣持ったらお前も持てよ、やりあおうぜ、って事?、と言われ(^^;;

いやいや、やりあうとかじゃなく、覚悟の問題。自分がされるのは嫌ってんなら、自分もするなって話、と言ったら。
自分がされて嫌な事は人にもするなって事?と。

んー、近いけど違う、さっきの話だと、殺されるのも拷問されるのも勿論嫌だ、だけど、自分はされたくないけど他人にはするってのは不公平でしょ、だから、する時はされても文句は言わないってだけ、と言ったら、

高い所から狙撃するのは不公平だから、お前も降りて来いよ、やりあおうぜ、って事かな?と、話が戻り(^^;;

で、例えば、私が貴女の物を盗んだら、私が貴女に何か盗まれても文句は言わない、貴女が盗むかどうかは問題じゃない、自分が盗んだら、自分も盗まれても
仕方ないってだけ、と言ったら…
男と女の違いかなあ、俺は現場に行っちゃう系だな、やりあいたいもん、と_| ̄|○

うーむ、結局最後まで伝わらなかった気がする(^^;;
やりあいたい訳じゃなくて、単に、公平でありたいだけなんだが(^^;;

虐めたら、虐められても仕方ない。
盗んだら、盗まれても仕方ない。
騙したら、騙されても仕方ない。
殺したら、殺されても仕方ない。

だから、自分がした事は、されても文句は言わない。
する時は、される覚悟もする。
でなきゃ、不公平だ。

あ、勿論、プレイは別ね(笑)

ru_ci_fel at 23:19|PermalinkComments(0)†徒然雑記† 

即興詩 †夏の翳り†

きっと貴女は忘れるのでしょう
そう、すぐにでも忘れるのでしょう
夏の終りを偲ばせて
儚い夜を紡ぐのでしょう

どうか どうか 覚えておいて
私が此処にいた事を
私が貴女といた事を
どうか どうか 覚えておいて

また夏が来るよと風が囁いている
あの夏が来るよと空が告げている

私の消えた夏 貴女が去った夏
季節の変わる、その瞬間

夏は何度も来るけれど
私はもう 二度とは来ない
だからそう、だからそう、
ずっとずっと 忘れないで

アイシテタ、アイシテタ、アイシテタ
一夏の命だったけど
生きていた、生きていた、生きていた
力の限り、生きていた

終わりを知っていたからこそ、精一杯に

嗚呼……

夏が来るね、と心が騒いでいる
夏が来るよ、と雨が染めている
夏が来るね、と体が覚えている
夏が来るよ、と雲が識っている



ru_ci_fel at 18:12|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯† 

2014年05月25日

即興歌 †手毬唄†

手毬、手毬、コロコロ転がる
手毬、手毬、コロコロ転がる

手を、手を、手を離したら、
コロ、コロ、転がって、
何処へ行くか、解らない、
何処まで行くか、解らない、

手毬、手毬、コロコロ転がる、
手毬、手毬、コロコロ転がす、

転がる先を、私は見たい、
手毬、手毬、手毬唄

ru_ci_fel at 08:10|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯† 

即興詩 †遠く響く、鐘の音†

鐘の音が、鳴り響く
始まりと終わりを、告げる音
ラッパを吹いて、時鐘鳴らせ
今この瞬間、刻み込め

身体の芯に、沁みる音
心の臓に、響く音
郷里を誘う、鐘の音
魂揺さぶる、鐘の音

淋しさ、悲しさ、呑み込んで
寂しさ、哀しさ、呑み込んで
鐘は鳴る、鳴り響く
遠く遥かに、鳴り響く

ru_ci_fel at 08:07|PermalinkComments(0)†詩歌遊戯†